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統一教の分裂

統一教会に一体何が起こっているのか? 著者は、統一教会分裂の現象を長年に亘って観察し、歴史的研究方法によって研究してきた。この本は、膨大な統一教会の一次資料に基づき、統一教会分裂の原因から過程、結果を詳細に記述し、統一教会の未来を見ている。

7章4)分裂の内幕(2010.6月〜2012.8月)‐3<文亨進は文顯進と郭会長をそれぞれ堕落したアダム、堕落した天使長として批判>

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7章4)分裂の内幕(2010.6月〜2012.8月)‐3<文亨進は文顯進と郭会長をそれぞれ堕落したアダム、堕落した天使長として批判>

4)分裂の内幕(2010.6月〜2012.8)‐3 文亨進は文顯進と郭会長をそれぞれ堕落したアダム、堕落した天使長として批判>

2010.8.11.KJは、「私は世界基督教統一神霊協会維持財団が告発する被告発人・金*律の他2人に対し、私の名誉を毀損した行為に対する刑事処罰を希望します」と書かれた「処罰要請書」を検察に提出

 

2010.8.16.20回七一節及び第14回七八節記念式が、天正宮地下講堂で挙行[1]

 

石俊淏はこの日の大会の意味を説明し、「第二に真のお母様は、これまで真のお父様の後ろについて来られていたところから、七一節宣布を通して真のお父様の隣に立つようになられます。したがって、七一節のもう一つの大きな意味は、真のお母様の位相の変化なのです。その後、真のお母様は、1992410日、世界平和女性連合創設大会で総裁に就任されることにより、世界の前に公的な姿を現されます。それから真のお母様の位相は、真のお父様と同等の位置、同じ権威となり、200326日、真のお母様の還暦を迎えて真のお父様と一体となられ、2010515日にはラスベガスのアリアホテルで真の父母様ご夫妻最終一体を宣布されました」とした。

 

2010.8.19.訓読会で「國進は財団をやめなさい」という創教者の言及を出席者が聞いた。

 

2010.9.3.創教者が韓鶴子と秘密文書を条件に「最終一体圏宣布」をしたと言及

 

 

 

盟誓文を覚えてこそ、天地人真の父母定着実体み言葉宣布大会、全てを成したことを言います。皆さんがそうだというのではありません。…天地人が一つになることはできないのです。天地人があのようになりましたが、真の父母が定着実体です。盟誓文で言うところの。盟誓文を覚えることのできる位置だというのです。父母様の家庭!お母さんと私と完全に一つになったという最終一体圏上で服従するという宣言(天暦5.15、陽6.26お母様との秘密の約束)の下で事が全て始まるのです。…神様に侍ることのできる地であるため、太平聖代を成就することができる、家庭盟誓が出現する!…一つになった神様お一人の主人の種がないために、皇族がないゆえに、その種を受けることができる根本天地の父母が再び出て宣布してこそ、初めて地は、安定定着永遠太平億万歳の時代を超越するのです[2]

 

 

 

2010.9.28-11.19.日本協会創立51周年記念のための全国21教区巡回で、ソク**、チョン*ファ、梶*は、文顯進を批判し、郭**を堕落した天使長であると非難する。巡回を通して日本全国の公職者と婦人会長の計600人余りが忠誠を誓うビデオ撮影

 

2010.10.1.ネパール、地球村世界平和会議(GPLC)[3]

 

2010.10.1.文顯進のネパール大会を妨害していることがJSPKのメールで明らかになる[4]

 

2010.10.9.天福宮で2010超宗教国際会議開催

 

2010.10.10.文國進と統一教会財団が文顯進側のキム*ヒョウ・イ*ホ・イム*ヒを名誉毀損の容疑で告発し、統一教会は文顯進側のキム*ヨン、キム・ジ*を検察に告発する

 

2010.10.12.文顯進、韓国国会でGPLC基調講演[5]

 

2010.10.13.文亨進は文顯進と郭会長をそれぞれ堕落したアダム、堕落した天使長として批判。韓国天宙清平修錬苑での日本教会長修練会において、文亨進が日本のビデオ忠誠盟誓の撮影と同じように、10月末までに韓国の公職者はビデオ撮影をしなければならないと言及。その後、週間統合会議で幹部らを督励。この場で文亨進が「私たちは真の父母様の僕、6マリヤ」について言及する。

 

2010.10.16.インドネシアの首都ジャカルタで「東南アジアGPF2010」が地球村世界平和会議(GPLC)開幕

 

2010.10.17.インドネシアGPF大会[6]

 

2010.10.17.天福宮で金甲用は、宣教本部の趙誠一が作成したパワーポイント資料を食口に見せながら、「郭錠煥会長は堕落した天使長の立場、顯進様は堕落したアダムの立場であるため、私たちは全く尊敬することができません」と発言

 

2010.10.18. PK、インドネシアGPF活動を妨害

 

2010.10.20.パラグアイの首都アスンシオンで開催されたGPF開会晩餐[7]

 

2010.10.20.文亨進は、「日本教会は、協会長をはじめ全ての公職者がビデオの公式的な場に出て、郭会長は非原理的なサタンの役事を起こしている。私は明確に真の父母様を証します」と言いながら、韓国も10月末までに全ての公職者が自分の位置(立場)を明らかにしなければならないと指示した。この指示で、韓国でも公職者対象の忠誠盟誓ビデオ撮影が無理に推進された。1027日、本部教会週間統合会議では、ビデオ撮影について言及しながら「郭会長の名前を書かなかった人たちは、再度撮らなければならない」としてビデオ撮影を督励

 

2010.10.21.リチャード・スタインブランという人が、ワシントン・タイムズを強制的に不渡りさせるために訴訟を起こした事実が1021日、ブルームバーグ通信の記事を通して明らかになった。スタインブランは、ワシントンタイムズ航空に所属していたが、UCI側の調査を通して、UCI理事会及び経営権問題に深く関与し、秘密裏に訴訟を準備してきたことが明らかになり、200911月に解任された人であった。彼はその後、2009128日に文顯進を相手に民事訴訟を提起した。

 


 

[1] 「天正宮大講堂で真の父母様をお迎えし、文亨進世界会長の家庭、文國進財団理事長の家庭、崔妍娥副会長、国内外の統一教会中心食口とUPF指導者ら、1731(天正宮正門集計)が参加する中、第20回七一節及び第14回七八節記念式が天正宮地下講堂で行われた」『統一世界』2010.8,Vol.471,18.

 

[2] 『統一世界』2010.9,Vol.472,6-13.2010.9.3.創教者の言及

 

[3] 「午前930分、開幕式に合わせてマダブ・クマル(Rt.Hon.Madhav Kumar)ネパール首相が接見室に到着し、続いて文顯進会長夫妻も到着し、嬉しい歓談の場をもった。しばらく後にラム・ハリ・ジョシュ(Hon.Ram Hari Joshy)元首相も到着した。文会長は先回の訪問以来、ネパールにすばらしい変化が起きているようだと語りながら、「複雑な手順を踏まなければならない民主主義が成功するには、その根となるビジョンと原則と価値が必ず必要である。重要な局面を迎えているネパールで、今年最初のGPFができることは大きな意味がある」と述べた。ハイアット・レージェンシー(Hyatt Regency)ホテルでのGPF開会式で、「神様の下の人類一家族:和解、平和、開発」というテーマでGPLC(Global Peace Leadership Conference)が開かれた。この日の開会式には、ネパールのマダブ・クマル(Madhav Kumar)首相をはじめ、米国、日本、韓国、モンゴル、インド、中国、フィリピンなど、12ヵ国から来た国際指導者が参加し、ネパール商工会議所のクシ・クマル・ジョシ(Kush Kumar Joshi)会長の司会で、パキスタン、ネパール、バングラデシュから来た著名な講師の発表があった。クマル首相が直接祝辞を述べ、モンゴル大統領の祝辞をネパール駐在のモンゴル大使が代読した。24時間ニュースチャンネルであるアベニュTVがこの日の開会式全体を生中継し、チャンネル・ネパール、ABC、イミージ・チャンネルなどは、GPLCニュースを速報で伝えた。ネパールGPFは、101日の地球村平和指導者会議(GPLC)に続いて、2日に開催された本行事フェスティバル(GPF)を最後に幕を閉じた」

 

[4] 「様々にネパールのために心配して下さり有難うございます。ネパールの問題でいろいろと真の父母様にご心配をおかけし、何と申し上げて良いのか分かりません。真の父母様には心から申し訳​​なく思います。ネパールは今、世界大戦のような戦争をしています。非常に超緊張状態にあります。食口と平和大使たちが完全に一つとなって対処しており、続けて奮闘中です。(文顯進のGPF活動を阻止することを意味する)929日夕方、エクナッ協会長が法的に何ら問題が提起されない範囲内で、ネパールのGPFは創設者の意志でないことを公式的に全メディアに明らかにしました。その結果、昨日の夜の新聞記事をはじめ、今朝の全ての新聞やテレビなどでトップニュースで報道されました。…顯進様側は、全メディアから非常に否定的に報告されているので、明日のメイン大会がどのように進行されるか分からないと言っています。深刻な状況になれば、顯進様は今日か明日中にはネパールを発たなければならないという状況にまでなるかもしれないと話していますが、顯進様の側を支援するVIPも政府を立てているため、それほど簡単でありません。今、韓国大使館から平和大使館に電話があり、顯進様を追放しなければならないという提案を聞き、頭を抱えているという話です。…顯進様は今、ネパールで非常に深刻な状況を迎えています。知らせがありしだい連絡いたします。アジア大陸会長ヨン*シク。注:金博士が父母様の近くにいらっしゃらなければ、WJ訓読師が真の父母様に報告して下さい。知らせがあり次第、連絡いたします」2010.10.1.ヨン*シクと金*律のメール

 

[5] 「この日の午前10時〜1230分まで、韓国の国会議員会館大会議室で、世界村均衡発展と韓国型開発モデルGLOBAL PEACE LEADERS CONFERENCE KOREA 2010大会が、国内外の最高指導者が出席する中、韓・パラグアイ議員連盟、韓・ケニア議員連盟、『KDI』韓国開発研究院、大韓赤十字社、KOICA(韓国国際協力団)、セマウル運動中央会の後援により盛大に行われた。第1部では柳慶義GPLC Korea 2010組織委員会事務総長の開会の辞及び内外貴賓紹介、司会者Michael Marshallの進行で、李基澤大会長の大会の辞、宋永仙組織委員長の歓迎の辞、鄭長善国会議員 韓・モンゴル議員連盟会長による祝辞、金聖二元福祉部長官による祝辞、パラグアイ副大統領による祝賀ビデオメッセージ、モンゴル赤十字社総裁の基調講演『人道主義的活動、若者たちとの出会い』、Dr. Manu Chandariaの基調講演『リーダーシップを通したアジア・アフリカの開発協力』、文顯進GPFF議長の『21世紀のための新しいリーダーシップパラダイム』というテーマの基調講演が続いた。第2部は、セッション発題として、ソル・グァンオンKDI国際開発センター所長の『Knowledge Sharingプログラム』紹介、チャン・ヒョンシクKOICA理事の『韓国の公的開発援助の現況及び展望』、イ・ドンチョルセマウル運動中央会国際協力委員長の『セマウル運動成功事例紹介』及びカン・ミョンオク大韓赤十字社未来戦略室長の『開発途上国支援に対する大韓赤十字社の役割』についての発表が行われた。午後630分からはソウル市西大門区弘済洞にあるグランドヒルトンホテルのグランドボールルームで、IYC(International Youth Convention)KOREA 2010『地球村平和と均衡発展のための世界の若者たちのイニシアチブ』が600人余りの国内外の青年・学生が集まる中、活気に満ちた行事が行われた。趙仁範GPYC韓国会長の司会で始まったこの日の大会は、GPFF活動を紹介するオープニング映像、柳慶明GPYC世界会長による歓迎の辞、マヌ・チャンダリア博士による特別講演、文顯進GPFF議長のパワフルな特別講演に続き、平和決議式と祝賀公演が行われた」

 

[6] 1017日、ジャカルタ市立競技場で1万人のボランティアが参加する大規模平和祝祭(GPF)が開催された。これまで彼らは「平和のための奉仕(Service for Peace)」と募金活動の「ルピアの力(Power of Rupiah)」プログラムに参加した。天候が良くないというニュースのため、大会時刻が早まるといった困難があったり、大会中には雷を伴った雨が降ったりもした。しかし、ボランティアの若者たち全員、最初から最後まで整然と大会に参加し成熟した姿を見せた。NU会長のサイド(Said)教授、インドネシア・ウラマー議会議長スラメット・エフェンディ・ユスフ(Slamet Effendy Yusuf)博士に続いて壇上に上がった文顯進会長は、青年を三つのグループに分けて「One Family under God、アジュ!」と叫ばせた。文顯進会長は「2008年のマレーシアとアルバニアGPFの成功に続き、2010年にはインドネシアGPFを通して『神様の下の人類一家族』ビジョンの種を植えた。何よりもこれを結実させていく若い青年主人が立ったことが最大の成功要因」と評価した。

 

[7] 「中南米の著名な指導者とパラグアイの最高指導者約300人が一堂に会し、GPFに対する熱い関心を示しました。特にヘッドテーブルには4人の元大統領とパラグアイ副大統領夫妻が顯進様夫妻と共に座りました」;21日訓読会で文顯進は「最近、ネパールと韓国、インドネシアでGPFと国際指導者会議(GPLC)を開催しました。私はこの大会を組織的に妨害し中止させようとする人々がいることをよく知っており、実際に彼らが何をしたのかもよく知っています。しかしGPFは、反対されればされるほど、さらに大きな成功と成果を収めました。ここパラグアイでもそうなるでしょう。ここに若い食口がたくさん来ていますが、皆さんはなぜ若者ですか。それは年齢とは関係ありません。皆さんの心の中に神様の夢を成そうとする熱い情熱と主人意識が生きていることが皆さんの若さを決定します。明日のGPF行事は、この国が新しく生まれかわる良い出発となるでしょう」と語った。


 




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プロフィール

HN:
JUN
性別:
女性
自己紹介:
「統一教の分裂」を読んで衝撃を受けた6500双の在韓日本婦人です。一人でも多くの日本人に読んで欲しいと思い、翻訳してブログに発表していくことにしました。

「統一教の分裂」目次

序文
1.特異な現象/1
2.統一教のアイデンティティ形成/5
  1)血統復帰の神話/7
  2)教理の形成:原理原本/11
  3)組織、教理、儀礼の体系化/14
  4)血統復帰儀礼の原型:創教者の聖婚式、子羊の宴/20
  5)血統復帰儀礼の拡張:統一教会信者の祝福結婚式/24
  6)祝福結婚式の過程と構造/28
  7)統一教会信者の生活と性的アイデンティティ/32
3.アイデンティティの大衆化/37
  1)血統復帰の拡張/37
  2)血統復帰儀礼の日常化:衆生式、復活式、永生式を通じた血統復帰/38
4.宗教を超えたアイデンティティ/43
  1)世界平和統一家庭連合の登場/43
  2)信念体系の確定:<8代教材教本と究極の真理/49
  3)創教者の使命完遂と人類解放日の宣布:基元節宣布/51
5. 創教者のカリスマ伝授の試みと反発/57
  1)文顕進の登場:カリスマ伝授の初の試み/58
  2)1世代の反発:世界基督教統一神霊協会の分裂開始/68
  3)文国進の登場と分裂の可視化/84
  4)文亨進の登場とアイデンティティの歪曲/97
6.カリスマ伝授の失敗:文顕進の追放過程/107
7.統一教の極限分裂とカリスマの没落/155
  1)分裂の内幕:2009年4月~2010年6月/156
  2)罠にかかった文顕進/165
  3)創教者の宣言文とカリスマの没落/167
  4)分裂の内幕:2010.6月~2012.8月/179
8.統一教の創教者が他界する/205
9.韓鶴子の変心/217
  1)教理の変更/217
   ①『天聖経』変更/219
   ②<家庭盟誓>変更/222
   ③『文鮮明先生御言葉集』内容削除した後、再配布/225
   2)文国進と文亨進の追放/230
10.韓鶴子の神格化の試み:神様の婦人から独生女へ/239
  1)韓鶴子の不順従/245
  2)神格化の最初の作業:神様婦人論/252
  3)神格化の二番目の作業:独生女論/262
  4)独生女論の教理化:『真の父母経』/274
  5)韓鶴子の現状分析(2012.9~現在)/277
   ①韓鶴子の自意識の変化/278
   ②韓鶴子のカリスマ/282
   ③韓鶴子の関心/283
  6)韓鶴子の現状の小結論/286
11.文亨進の最近の現状/291
  1)文亨進の説教/292
  2)文亨進の自意識/296
  3)創教者 崇拝/301
  4)韓鶴子への公開非難/303
12.文顕進の最近の現状/311
結び/317
参考文献/325
エピローグ/341