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統一教の分裂

統一教会に一体何が起こっているのか? 著者は、統一教会分裂の現象を長年に亘って観察し、歴史的研究方法によって研究してきた。この本は、膨大な統一教会の一次資料に基づき、統一教会分裂の原因から過程、結果を詳細に記述し、統一教会の未来を見ている。

5章2)第1世代の反発: 統一教会分裂開始-2

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1. 祭物となられた信礼様

>2000年4月28日、第2次21日修練会中に文顯進の三女・信礼嬢が原因不明の突然の高熱により聖和した。当時の修練会参加者はこの事件を「サタンの讒訴」による悲劇として理解したという[25]。
>統一教会の信仰的観点において創教者の孫娘である文信礼嬢の聖和はあまりにも大きな事件であり、「蕩減の祭物であること」は明らかであったが、心から悲しむ人はほとんどいなかったという[26]。
 
 顯進様に対する「サタンの讒訴」ではないと思います。
 「サタンの讒訴」であるとすれば、むしろ当時の修練会参加者に対するものであったのかもしれません。
 顯進様のされていることに対して、真逆の偽りの報告がお父様になされていたことを聞きました。

 お孫様が聖和された当時、悲しく思って祈祷することもなく、あまり心に留めていませんでした。


 

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5章2)第1世代の反発: 統一教会分裂開始-2

幹部たち上層部は仲良くうまく行っていると信じていた私にとって今回の内容はとてもショッキングな内容でした。「出る杭は打たれる」と言う世俗の概念が統一教会のリーダーたちと顕進様との間で実現してしまった悲しい事実を初めて知ることになり、このような文化がいまだにリーダーたちに蔓延していると思うと恐ろしい。(JUN


2) 1世代の反発: 統一教会分裂開始-2

  

「第2次文顯進21日指導者特別修練会」は、2001419日から58日まで、米国ニューヨーク州ベリータウン所在の統一神学大学院(UTS)で開催された。この修練会に参加した人たちは、第1次修練会に参加していない48歳以下の全世界の統一教会指導者の中から、韓国からは48歳以下の教区長、教会長、協会及び財団局長を含めた主要摂理機関指導者84人、日本からは家庭連合、原理研究会、青年連合指導者101人、米国からは州責任者を含めた教区長や統一神学大学院生など105人、台湾、タイ、フィリピン、カナダ、ロシア、ヨーロッパなど世界24ヵ国から全部で323人の公職者が参加した。統一教会の摂理において、ついに創教者以後二世を中心にした組織整備と48歳以下の指導者の人事権が文顯進に与えられたという事実は知られていただろうし、第1次修練会の時に行った文顯進の一世公職者に対する態度や「公職者盟誓文」に関する内容などは、一世に少なからぬ負担であっただろう。第2次修練会には必ず参加しなければならないという危機感があったのか、相当多くの一世指導者が第2次修練会に参加した。

 

1次修練会と比べて第2次修練会がさらに大変であった理由は、かなりハードな肉体訓練が含まれており、参席者には主に一世の48歳以下、あるいはそれ以上も含まれていたからである。参加者の陳述によると、「カナダの第1次修練会はかなり恩恵に溢れていたが、第2次修練会は全体の雰囲気が慌しく、参加者の姿勢も第1次にはるかに及ばなかった」という。当時の参加者の一部には骨が折れた者もいた。一部の6千双家庭出身の公職者は、ハードな修練会と講義の内容に対して不満を吐露するまでに至り、創教者に報告して紛乱を助長したりしたという[19]

 

文顯進は修練会開始前に幾つか重要な発言をした。①自分は血統的に完全な創教者の子女という点、②この修練会は文顯進個人に忠誠を立てる為ではなく、創教者の指示に従い二世時代という新しいパラダイムの為に用意したという点、③創教者のアイデンティティと絶対者・神様のみ旨を成し遂げようとする文顯進の情熱的な態度が目立つという点などは、統一教会の信仰的観点からすると正当な発言であったが、「二世圏」に入って行けない「一世圏」は文顯進の発言を消化するのが容易ではなく、反感を持つようになったものと見える。特に当時30歳を越えたばかりの文顯進が創教者の子女という理由だけで人間的なリーダーシップではなく強いリーダーシップを発揮することに対し、40代後半以上であった6千双家庭幹部の反感はより酷く、侮蔑感まで感じた高位幹部もいたという[20]

 

 

 

  本来は40歳以下の若い指導者だけを参加させて、修練生の50%だけが通過するほどの高レベルの訓練を準備し、最も難しい修練過程を自らの献身と決意を持って通過するようにして、未来の統一家の指導者を育成しようとした。

  過去を振り返る時代ではなく、未来に向けて理想を持って進むべき時代である。

  定着時代の為に固定観念を捨てなければならない。

  統一教会が過去を眺める方向から180度完全に方向を転換しようとすれば、頭が変わらなければならない。

  78年前に祝福を世界化して普遍化させる摂理に対して指導者が理解できず不平を言うことによって、摂理の進展に従って行くことができなかった。

  私たちは神様を解放し、真の父母様を解放しなければならない。

  この時代に最も必要な原理は創造論である。

  今は定着時代であり、過去の蕩減時代と区別されるべきことを理解しなければならない。

  統一教会指導者は真の父母と真の子女の一体性を見ることができず区別して見ている。

  エデンの園でアダムとエバを通じて神様が人類歴史の最初に成したかった願いは、真の家庭を立てることであった。何故なら、真の家庭の中でこそ、真の愛、真の生命、真の血統を実体化することができるからである。

  多くの指導者が摂理の方向を見失い、他のことを考えている。自分が担当している組織や機関だけ維持しようと思っている。

  神様が必要な人は4050歳位になって家庭と子女を持ち、社会が安定して維持されることを願う人ではなく、前途洋々たる未来の為の革命を起こすことができる若者である。

  お父様は家庭連合自体の為に家庭連合を作ったのではなく、人類を救援する為に作った。

  21日第2次修練会を終えることによって私たちの教会の中に存在する指導者の悪い文化を清算する。

  私は皆さんを抜本的に変革して過去の皆さんを完全になくして新しい人にして現場に送る。

  皆さんの尻を蹴飛ばすであろう。

  皆さんの中で修了できない人もいるだろう。

  修練会の全ての規則を守ることができなければ、如何なる職責であっても追い出される。

  最高の基準を作って若い世代に示す伝統、基準、標準を作らなければならない」[21]

 

 文顯進のこの言及には当時の統一教会指導者を眺める彼の認識が明らかに現われている。一言で言うと、一世が作った統一教会の文化を強力に改革するということと、自分は若くて革命を起こす指導者を願うということである。この言葉を聞いた4050代の指導者の反感は相当に大きかったであろう。

 

特に創教者から人事権を引き継いで最初の措置として、文顯進はカナダ第121日修練会の後に、多くの問題を起こしていた日本の地域責任者を全員免職した。文顯進の立場からすると、創教者が自分に賦与した責任を完全に完遂する為の不可避的な措置だっただろう。統一教会の献金の大部分が日本から出ており、これは日本国内にいる韓国人指導者の努力のお陰だとしても、長期的に見た時に日本統一教会の状況は非正常的であった。実際、日本国内の韓国人指導者の専横によって日本統一教会の信仰者は大きな苦痛を受けていたという。当時、日本の地域責任者であったK氏の証言によると、崔**、劉**、崔**、禹**などの副会長がとても酷い専横に明け暮れて不祥事を犯していたため、文顯進は改革的措置をするしかなかったという[22]

 

しかし統一教会運動全体を革新しようとする文顯進の試みは、出発から強い抵抗に遭った。第221日修練会中、米国にいる韓国人指導者が創教者を訪ねて行き、周藤健講師の講義を問題視して、文顯進の教えが創教者の教えと異なり、甚だしくは創教者の権威を見下げていると報告した[23]。 この報告が原因になったのか、第221日修練会が終わろうとする頃、創教者は修練生全員を創教者の米国ニューヨーク公館であるイーストガーデンに呼び出し、彼らの前で文顯進を叱責した。勿論、文顯進はこの場に参加しなかった[24]

 

このような報告がもたらした紛乱は、既に予告された通り、創教者中心の第一世代と文顯進中心の第二世代の葛藤と言うことができる。世俗化された第一世代が、統一教会を再活性化しようとする文顯進の試みに抵抗したものと分析することができる。創教者の立場から見ると、文顯進を中心にした二世時代が至急であったとは言え、第一世代の不満と反発をむやみに無視することもできない状況であった。彼らが創教者の命令に従わず、日本の献金実績が落ちると統一教会が困難になるという事実を創教者が知らなかったはずがない。この事件で創教者のカリスマが崩壊し始め、カリスマ伝授が最初から難関にぶつかるようになった。

 

第一世代の抵抗は効果があった。文顯進の登場により、第一世代の世俗的な地位と権威、経済的既得権が消えるかも知れない状況において彼らの抵抗が表面化したものと筆者は見ている。その後に起こった事件を顧みると、創教者が一世指導者の讒訴を受け入れたことは文顯進の改革の為の名分を崩す結果をもたらし、これ以上の改革措置を事実上難しくした。創教者は第2次修練会が終わった参加者を半分に分けて、大挙米国ニューヨークの統一神学大学院に送った。

 

一部の韓国人責任者の予想できない反発と讒訴により、創教者と文顯進の間の関係が疎遠になり始めた頃、文顯進家庭に試練が襲った。2000428日、第221日修練会中に文顯進の三女・信礼嬢が原因不明の突然の高熱により聖和した。当時の修練会参加者はこの事件を「サタンの讒訴」による悲劇として理解したという[25]。この事件は一世、特に6千双家庭指導者に対する文顯進の敵対感を深める契機になったようである。当時の参加者の証言を通じて、子女を失った文顯進の心情と事情に対し一部指導者の態度がどれほど無関心であったかが分かる。統一教会の信仰的観点において創教者の孫娘である文信礼嬢の聖和はあまりにも大きな事件であり、「蕩減の祭物であること」は明らかであったが、心から悲しむ人はほとんどいなかったという[26]。こういう情況は当時、第221日修練会直後に発行された統一教会の月刊誌『統一世界』にもこの事件に対して特別な言及がないことからも確認される。その後、文顯進は統一教会の誤った文化と指導者の状況を叱咤し、創教者に建議して強力な改革を注文した[27]。創教者は、文顯進の建議を全て受け入れたわけではないが、文顯進に対する創教者の期待と信頼はあったものと見え[28]、当時の指導者に文顯進と一つになって長子権を完成しなければならないと言及している[29]

 

筆者が文顯進の21日修練会の状況を長々と描写する理由は、これから展開される悲劇的な統一教会の分裂は、統一教会を改革しようとしていた文顯進の試みが第1世代の反発によって挫折することから始まり、結局は創教者のカリスマ伝授の失敗と創教者のカリスマ消滅につながったと見ているためである。


[19] 当時修練会に参加した日本・九州リージョン責任者K氏の証言, 2016.4.30.

 

[20] 当時日本・九州リージョン責任者K氏の証言, 2016.4.30.

 

[21] 世界基督教統一神霊協会,『統一世界』2001.5, Vol.363,118-141.

 

[22] 当時、日本・九州リージョン責任者K氏の証言.2016.4.30; 文顯進は内部監査を通じて問題がない地域責任者もいるということを知っていたが、日本に派遣された韓国人指導者に対する連帯責任を問い、全員を人事措置したが、21日修練会を通じて新しい出発の機会を提供しようとした。ところが当時、何人かの韓国人指導者はこうした措置に反発した。さらには創教者は文顯進の人事異動により日本の献金実績が落ちたという報告を受け、公式の場で文顯進を叱責した。K氏の証言によると、当時、創教者は文顯進によって免職された人々を海外に呼び、贈り物を与えて彼らを慰労したが、彼らはそのことを誇っていたという。

 

[23] このような証言は多くの人たちによって確認されている。さらには文顯進が真の父母の権威に上り、自ら真の父母だと称するという噂が広まった。日本・九州リージョン責任者K氏の証言(2016.4.30); ところが現在まで、文顯進のそのような発言は発見されていない。

 

[24] 当時、日本第11九州リージョン責任者K氏の証言(2016.4.30); 当時UTS学生だったK氏の証言(2016.5.2.)

 

[25] 当時、日本第11九州リージョン責任者K氏の証言(2016.4.30)

 

[26] K氏の証言(2016.4.30)

 

[27] 文顯進のこのような態度を誤解した一部の第一世代指導者は、文顯進が創教者の権威に反発するものとして噂を立てたのか、創教者は「顯進は私が立てているのです。立てているが、先生より先頭に立って報告するなというのです。分かりますか、何のことか。統一教会の作党輩(徒党を組む輩)になります、作党輩に。作党輩が何か分かりますか。自分たち同士立てて、そこに先生を引き込んで世の中をどうにかしようする輩です。恐ろしくて、とんでもないことです。ですから転換時代に心を引き締めなければなりません。自分の立つべき位置を知らなければならないのです」と言いながら、文顯進を警戒するような話をした。『み言葉選集323,91-92.2000.5.31.

 

[28]「座りなさい。顯進も座りなさい。郭錠煥は、顯進を連れて行って梁昌植、朱東文を中心として関係しているワシントンとニューヨークにいる人たちを中心として米国に対する計画を本格的に推進しなければならない。分かるか。(はい)(文顯進)は郭錠煥を中心として一つになることができるようにワシントンへ行って計画するのに、抜けることなく全てを君が知らなければならない。お父様の代身だ。分かるか。実践することができる責任者として行くと思え。郭錠煥はそういう面で育ててあげなければならない。三人が合わさって米国でも韓国でも何処に行っても支障がないようにしなければならない。韓国へ行っても韓国の黄善祚と連結させ、郭錠煥と合わせて、何処でも経て行くのに支障がないように、これから編成をして自由な環境を作ってやらなければならない。...(文顯進)は郭錠煥とこの三人を中心として一つになって議論し、そこに整備する全て、感じる全てのことがあれば会議に提示して、どう感じるかを提案して均衡を取ることができる解決方案を立てなければならない。それでこそ、これからお父様がいなくても仕事を推進していくことができる。今中心がない。分かるか。分かるか。(はい)」『み言葉選集』350,212-213.,2001.08.06; 「『私は今日、ワシントンに行って郭会長と朱社長と顯進お兄様と一緒に会議をします』何の会議でも顯進を加担させた方が良いのです。ワシントンタイムズとか、UPI通信社とか、どこでもです。それが分からなければなりません。これからは何といっても顯進を無視することができません。今まで青年たちの教育もしたし、み言葉も語って影響も与えてきたので、誰も無視することができません。参加する人々も、先生の息子としてよりも先生の代身として認識し、これから垣根となって伝統を立てるべき過程が必要なのです」『み言葉選集』350,245-246.2001.8.7.

 

[29]「先生の息子娘も全て世間に出すのです。郭錠煥、朱東文、梁昌植の三人が、顯進が何処に行っても働くことができる基盤を築かなければなりません。マスコミ界に行くにせよ、学校に行くにせよ、先生が準備した所において如何なる所でも歓迎できる基盤を築かなければなりません。顯進は今何歳ですか。(32です)32歳、それなら2年間でその準備をしなければなりません。お父様が築いた全てを、イエスを代身して、国家を代身して越えなければなりません。2年以内にこれをして国家を越えたその座で相続しなければなりません」世界基督教統一神霊協会,『統一世界』2001.7, Vol.365, 29.

 




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コメント

1. 祭物となられた信礼様

>2000年4月28日、第2次21日修練会中に文顯進の三女・信礼嬢が原因不明の突然の高熱により聖和した。当時の修練会参加者はこの事件を「サタンの讒訴」による悲劇として理解したという[25]。
>統一教会の信仰的観点において創教者の孫娘である文信礼嬢の聖和はあまりにも大きな事件であり、「蕩減の祭物であること」は明らかであったが、心から悲しむ人はほとんどいなかったという[26]。
 
 顯進様に対する「サタンの讒訴」ではないと思います。
 「サタンの讒訴」であるとすれば、むしろ当時の修練会参加者に対するものであったのかもしれません。
 顯進様のされていることに対して、真逆の偽りの報告がお父様になされていたことを聞きました。

 お孫様が聖和された当時、悲しく思って祈祷することもなく、あまり心に留めていませんでした。


 

プロフィール

HN:
JUN
性別:
女性
自己紹介:
「統一教の分裂」を読んで衝撃を受けた6500双の在韓日本婦人です。一人でも多くの日本人に読んで欲しいと思い、翻訳してブログに発表していくことにしました。

「統一教の分裂」目次

序文
1.特異な現象/1
2.統一教のアイデンティティ形成/5
  1)血統復帰の神話/7
  2)教理の形成:原理原本/11
  3)組織、教理、儀礼の体系化/14
  4)血統復帰儀礼の原型:創教者の聖婚式、子羊の宴/20
  5)血統復帰儀礼の拡張:統一教会信者の祝福結婚式/24
  6)祝福結婚式の過程と構造/28
  7)統一教会信者の生活と性的アイデンティティ/32
3.アイデンティティの大衆化/37
  1)血統復帰の拡張/37
  2)血統復帰儀礼の日常化:衆生式、復活式、永生式を通じた血統復帰/38
4.宗教を超えたアイデンティティ/43
  1)世界平和統一家庭連合の登場/43
  2)信念体系の確定:<8代教材教本と究極の真理/49
  3)創教者の使命完遂と人類解放日の宣布:基元節宣布/51
5. 創教者のカリスマ伝授の試みと反発/57
  1)文顕進の登場:カリスマ伝授の初の試み/58
  2)1世代の反発:世界基督教統一神霊協会の分裂開始/68
  3)文国進の登場と分裂の可視化/84
  4)文亨進の登場とアイデンティティの歪曲/97
6.カリスマ伝授の失敗:文顕進の追放過程/107
7.統一教の極限分裂とカリスマの没落/155
  1)分裂の内幕:2009年4月~2010年6月/156
  2)罠にかかった文顕進/165
  3)創教者の宣言文とカリスマの没落/167
  4)分裂の内幕:2010.6月~2012.8月/179
8.統一教の創教者が他界する/205
9.韓鶴子の変心/217
  1)教理の変更/217
   ①『天聖経』変更/219
   ②<家庭盟誓>変更/222
   ③『文鮮明先生御言葉集』内容削除した後、再配布/225
   2)文国進と文亨進の追放/230
10.韓鶴子の神格化の試み:神様の婦人から独生女へ/239
  1)韓鶴子の不順従/245
  2)神格化の最初の作業:神様婦人論/252
  3)神格化の二番目の作業:独生女論/262
  4)独生女論の教理化:『真の父母経』/274
  5)韓鶴子の現状分析(2012.9~現在)/277
   ①韓鶴子の自意識の変化/278
   ②韓鶴子のカリスマ/282
   ③韓鶴子の関心/283
  6)韓鶴子の現状の小結論/286
11.文亨進の最近の現状/291
  1)文亨進の説教/292
  2)文亨進の自意識/296
  3)創教者 崇拝/301
  4)韓鶴子への公開非難/303
12.文顕進の最近の現状/311
結び/317
参考文献/325
エピローグ/341